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自作小説の一文を書いたり書かなかったり書きっぱなしで放置したりとりあえず軽く文章書き殴る場所、即ち自己満足空間
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静寂を示す夜。晴れた空に浮かぶ星や月が建物を照らす。今日も静かな夜がやってきた。人々が眠りだす時間を爆音が破った。先ほどまで健在だった建物の破片が空へ舞い赤き炎を夜空に舞う。

壊れた壁、そして舞い上がる炎を背に走る人影が二つ。息を切らして何かから逃げるように建物の中を走り回る。手を繋いで、前の少年は後ろにいる少年を引っ張って、後ろの少年は前の少年に必死に着いて行こうと足を動かす。

そんな二人を遮るように前方で爆発が巻き起こる。爆風で二人のフードが取れ、金色の神と黒い髪が現れた。目の色は二人とも青く、しかしその眼に写している炎が赤く燃え上がる。

「カイル、下がれ!」

金髪の少年が黒髪の少年、カイルを庇うように前に出る。その目線は目の前の炎から離れない。ゆっくりと後ずさりしながら炎から離れて行く。

「兄さん」

カイルが不安そうに兄の名前を呼ぶと同時位に炎の中に人影が現れた。人影はゆっくりと少年達の方へ歩いてくる。炎から出てきた人影の右腕には銃器。それを見た瞬間金髪の少年はカイルを抱えて左手のドアへ体当たりのように飛び出した。

二人が部屋に入ったと同時に銃声。急いでカイルを助け起こして逃げようとするが、目の前を見ると壁があるだけで逃げ場が無い。

部屋の外で銃声が止まない中、少年は何かが壊れるような音を聞いた。部屋を見渡すと壁に亀裂が入っている。亀裂は壁から床へ広がっていき。二人が立っていた床を崩した。

「カイル!」

落ちながらも悲鳴を上げるカイルを抱き寄せて重力に身を任せた。二人が地面に衝突する少し前に建物が完全に崩壊を始めた。

もはや原型を残さない建物は炎上し、星や月が建物を照らすように、炎は月夜を赤く照らした。
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メガネかけて陰気そうでインドアに見られがち
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