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自作小説の一文を書いたり書かなかったり書きっぱなしで放置したりとりあえず軽く文章書き殴る場所、即ち自己満足空間
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「そうだ、皆死ねばいいんだ」

ぽつりと呟くと隣にいた紗江がぎょっとした顔でこっちを見た。

「何よ」
「それはこっちの台詞ですぜ朝美さん。さらりと何を思春期の中学生のようなことを」
「茶化さないで、真剣なんだから」

そいつはすまんなだ、と手で自らのオデコを叩きながら茶化してくる紗江。ほんと冗談じゃない。

「っていうか私中学生だし」
「小学生だとでも思った?」

ん?と満面の笑顔で返してくる紗江。なんて鬱陶しいんだろう。とりあえず無視しよう。

「何よ何よ何なのよ、全クラス中ビリって何の陰謀よ」
「いやーテストの結果で皆死んだらたまんないね」

私の後ろに黒い背景が見えそうな中全クラス中1位の人間がのたまうた。

「いいよね紗江は。頭もいいしスポーツ万能、少し分けなさいよ」

少しいじけて言うと紗江はフッと微笑んだ。

「人間学力や運動が全てじゃないよ。朝美にだってきっといい部分があるはずよ」
「紗江・・・」
「遅刻王で忘れ物は日常茶飯事でよく授業中いつも居眠りしている朝美だけど」
「紗江?」
「大丈夫!朝美はきっと一番になれる!」

勢い良く立ち上がって人差し指を天井に向ける紗江。なんだか凄い輝いている。

「何の?」
「馬鹿の!」

非常に眩しい笑顔で親指を付き立てた紗江をとりあえず叩いた。

「ああ、もうほんと皆死ねばいい」

そう言うと机に突っ伏した紗江が笑いを含みながら言った。

「大丈夫、朝美は絶対明日になったら忘れてるから」

反論できないのがちょっと悲しかった。
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